buttom

実績・施工|Our Works

耐震補強および落橋防止システム

【橋梁モデルによるコンクリート構造物の補修・補強の模式図】

図-1 免震化による方法図-2 慣性力を分散する方法
●耐震補強構造
  • 制震ダンパー制震ダンパー
  • 橋台設置例橋台設置例
  • 橋脚設置例橋脚設置例

固定・可動形式における橋梁の可動支承側に制震ダンパーを設置する事で、地震力を可動側の下部構造(橋台・橋脚)にも分散させ、固定支承側の下部構造の負荷を軽減できます。これにより、既設支承の取替をせず耐震補強できたり、河川内橋脚の補強(炭素繊維・鋼板・RC巻き立て等)を省ける場合があります。
※河川内橋脚を補強する場合は、鋼矢板等を設置するため仮桟橋が必要となり、仮設が大掛かりになってしまう事が多くなります。
(炭素繊維・鋼板・RC補強も取り扱っています。)

●落橋防止構造
  • 緩衝チェーン(上・下部連結)緩衝チェーン(上・下部連結)
  • PCケーブル(上・下部連結)PCケーブル(上・下部連結)
  • PCケーブル(桁連結)PCケーブル(桁連結)
●変位制限構造
  • せん断ストッパー(鋼橋)せん断ストッパー(鋼橋)
  • せん断ストッパー(Co橋)せん断ストッパー(Co橋)
  • アンカーバー構造アンカーバー構造

設計で想定されない地震動が作用したり、周辺地盤の破壊や構造部材の予測しない複雑な振動によって、想定を超える地震力や変位、変形が橋に生じる事態に対するフェイルセーフ機構として落橋防止システム(橋の形式、支承のタイプ、地盤条件等に応じて、桁かかり長、落橋防止構造、変位制限構造および段差防止構造)の設置が規定されている。

●支承取替及び支承金属溶射
  • 支承取替(ゴム支承)支承取替(ゴム支承)
  • 支承取替(ロックナット式ジャッキ)支承取替(ロックナット式ジャッキ)
  • 支承保護(亜鉛・アルミ合金溶射)支承保護(亜鉛・アルミ合金溶射)

既設上部工の桁を仮受け部材、ロックナット式ジャッキにてジャッキアップ(3mm程度)して行い既設支承の取替を行う。
支承は、道路橋示方書・同解説(耐震設計編)に示されるレベル1地震動及びレベル2地震動に生じる水平力及び鉛直力に対して、規定される支承部の性能を満足する構造(タイプBの支承)が基本となります。
但し、橋台の拘束により桁に大きな振動が生じにくい場合(先ほどの制震ダンパーを設置する場合等)には、レベル1地震動により生じる水平力及び鉛直力に対して支承部の機能を確保できるが、レベル2地震動により生じる水平力に対しては、規定される変位制限構造と補完しあって抵抗する構造(タイプAの支承)を用いても良いとされている場合もあります。

鋼・コンクリート構造の補修・耐久性向上

●橋梁の橋面補修
  • 伸縮継手補修(取替)伸縮継手補修(取替)
  • 伸縮継手補修(乾式止水)伸縮継手補修(乾式止水)
  • 高欄補修(取替)高欄補修(取替)

伸縮装置は、桁の温度変化、コンクリートのクリープ及び乾燥収縮、活荷重等による橋の変形が生じた場合にも車両が支障なく通行できる路面の平坦性を確保し、雨水等の侵入に対して水密性を有する構造が必要となります。
乾式止水は、鋼製フィンガー伸縮装置の既設樋等が土砂の堆積や腐食で損傷した際に既設伸縮装置内における止水を目的として設置されます。
従来は、橋面より発砲ウレタンにてバックアップ処理をした後に弾性シール材を流し込む工法が主流でしたが、本工法は、橋面下にて施工ができるため、工期短縮・コスト削減等が見込めます。
高欄は、防護柵設置の基準・同解説に示される各種別毎の路面からの高さ及び地覆の形状が基準に満たない場合に取替を行います。

●橋梁の床板・桁・地覆補修
  • 橋面防水(シート防水)橋面防水(シート防水)
  • 鋼橋塗装塗替鋼橋塗装塗替
  • 電気化学的補修(再アルカリ化工)電気化学的補修(再アルカリ化工)
  • 断面修復断面修復
  • ひび割れ補修ひび割れ補修
  • コンクリート保護塗装コンクリート保護塗装

その他特殊工法

  • WJ(ウォータージェット)工法
  • SJS(ノンブレーカー)工法
  • CCP(ケミカル・ケレート・プロダクト)工法
WJ工法 コンクリート構造物の劣化因子、脆弱となった断面を取り除く為に、はつり処理深さを設定し、ウォータージェット工法を用いて除去を行う処理をいいます。
水にて既設コンクリートをはつる為、既設鉄筋の損傷およびブレーカー工法で発生する恐れのあるマイクロクラックを発生させる事なく施工を行えます。(WJ削孔工法も取り扱ってます。)
SJS工法 既設伸縮装置の撤去は、コンクリートブレーカーを用い構造物を人力とブレーカーの自重で押さえながら破砕してゆく工法が中心です。本工法は従来のワイヤーソーに必要であったワイヤーを回転させる為に必要であった水平プーリーを使用しないで、わずか15mmのスリット部にワイヤーを落とし込んで切断する画期的なものです。利点は、WJ工法と同様既設床板コンクリートに対する影響が少ないこととブレーカー工法と比較して大幅な粉塵・騒音・振動の低減が図れるため、市街地や病院近傍等施工時の環境対策に優れています。(騒音は、最大で70dB台となります。)
CCP工法 鋼橋塗装の1種ケレン(ブラスト処理)を行う必要がある場合、鋼材の浮き錆のみを撤去し特殊塗料(CCP-117等)を塗布することにより、下地処理を軽減して強力な防錆効果を発揮します。

調査診断(非破壊検査)

  • 鉄筋探査(3次元タイプ)
  • 超音波探傷試験状況
  • 超音波探査機
鉄筋探査機 既設鉄筋を非破壊(ブレーカーによる破壊を行わないで)にて配筋状況を確認する機器。
弊社で使用している機器は、3次元タイプであるので、厚さ50cm程度のPC桁であれば、放射線によるレントゲン撮影を行わずにPC鋼材位置を推定できます。
超音波探傷機 あと施工アンカーにて定着したアンカーボルトの長さを超音波の跳ね返りを利用して測定する機器。
ホームページ上で紹介していない工法(農業用水路・上下水道・トンネル補修・補強)もご相談ください。

※各工法の概算工事費に関しては、補修・補強工事では、既設構造物が対象となるため、構造物毎に現場条件が大きく異なりますので、弊社事業本部・各営業所までお問い合わせください。

【参考文献】
  1. ・道路橋示方書【Ⅰ共通編・Ⅱ鋼橋編) ・同解説】
  2. ・道路橋示方書【Ⅴ耐震設計編)・同解説】
  3. ・鋼道路橋防食便覧
  4. ・道路橋支承便覧
  5. ・道路橋床板防水便覧
  6. 発行所公益社団法人日本道路協会
  1. ・既設橋梁の耐震補強工法事例集
  2. 発行所一般財団法人橋梁調査会
  1. ・コンクリート診断技術
  2. 発行所社団法人日本コンクリート工学協会
  1. ・コンクリートの耐久性向上技術の開発
  2. 発行所(財)土木研究センター
  1. ・表面保護工法設計施工指針(案) 【工種別マニュアル編】
  2. ・コンクリート標準示方書【設計編・施工編・維持管理編】
  3. 発行所土木学会
  1. ・構造物施工管理要領
  2. 発行所㈱高速道路総合技術研究所
  1. ・下水道コンクリート構造物の腐食抑制技術及び防食技術指針・同マニュアル
  2. 編著日本下水道事業団
    発行所(財)下水道業務管理センター
  1. ・農業集落排水施設のコンクリート防食設計・施工の手引き(設計・施工編)
  2. 発行所社団法人日本農業集落排水協会
  1. ・佐賀県橋梁補修・補強マニュアル(案)
  2. 発行所佐賀県交通製作部道路課
Hattori News Archive | メルマガハットリニュース