温度依存性熱変換塗料

ヒートアイランド現象の緩和、省エネルギー、CO2削減などに貢献するSINKERをはじめ、環境時代に対応した様々なご提案を積極的に推進いたしております。
地球環境への取り組みは、私たち人間が安全に、そして快適に暮らしていくうえで、必要不可欠な問題です。個人・企業・自治体が一体となって、環境リスクへの対応策を確立していかなければなりません。

POINT 01 熱変換機能

光エネルギーを運動エネルギーに変換して消費する
全く新しい遮熱メカニズム

温度依存性熱変換塗料・SINKERの遮熱は、従来の遮熱塗料とは異なり太陽光エネルギーを高反射させるものではありません。特殊な加熱材料の働きにより、ペイント層にとりこんだ光エネルギーを運動エネルギーに変換して消化する仕組みとなっています。ごくわずかな光エネルギーしか反応しませんので、周辺環境にも影響を与える心配がありません。
また、ペイント層に熱をほとんど蓄積しませんので、塗装面を熱源とした輻射熱の発生も抑えることができます。

※輻射熱とは・・・
熱くなった壁や床から放射される熱。都市部などにおいては、ビル壁面などから放射される輻射熱が大きく、これがヒートアイランド現象の原因のひとつにもなっている。
遮熱塗料のように周辺に熱エネルギーを反射させ
ないので、周辺環境にも配慮が可能です。

POINT 02 安定した熱変換効果 長期にわたる高耐久性

汚れ、傷つき、摩耗によって低下しない
安定した遮熱効果!耐久性に優れた塗料!

SINKERの遮熱は、従来の遮熱塗料のように反射に頼るものではありませんので、時間経過による表層の汚れや光沢の低下により遮熱効果が低下することがありません。また、光沢を必要としませんので、屋根や防水層などのトップコートには安価で広範な樹脂を利用可能。コストパフォーマンスにも優れた環境時代の塗料です。

POINT 03 色相保持(耐変色性)

濃彩色でも高い遮熱効果!色相保持(耐変色性)にも効果を発揮します

一般的な遮熱塗料の場合、遮熱機能は光の高反射によって生み出されるため、光を反射しにくい濃彩色では十分な効果が発揮されません。一方、光エネルギーを運動エネルギーに変換し消化する温度依存性熱変換塗料の場合、濃彩色でも十分な遮熱効果を発揮するため、従来の遮熱塗料と比べ格段に色彩の選択肢が広がります。
遮熱塗料の場合、時間の経過によりペイント層に汚れ・変色等により効果を半減させます。

検証結果

人間が熱さを感じる高さまで効果がわかる結果を実証!

施工例

グランドの大半を塗装したSINKERは、施行後4年を経過していますが、気温33.5℃で、表面温度40ー45℃となり、裸足で歩ける温度を維持しています。