はじめに

新型コロナウィルスの感染拡大より現代社会に深刻な影響を与え、新たな生活環境を余儀なくされています。
中でも感染者と一番接触率の高い医療業界への影響が甚大です。
未曾有の事態に公的機関の感染症対策ガイドラインの細部における事項には曖昧さを感じえます。通達においてもプロセスの曖昧さの中で医療・介護従事者の方々は日々懸命に新型コロナウイルス感染症に立ち向かっています。
マスク着用・ソーシャルディスタンス等、感染拡大防止においてある程度有効な対策ではございますが、曖昧な点が数多く存在するのも周知の事実です。

弊社ができることは何か!
新事業で目指すのは建築・土木・環境工事の現場調査・診断において培った技術と経験を活用し感染症対策の曖昧さを脱却した実効性のあるシステムの構築です。
尚、弊社の新規事業チームは国立大学の空気力学の専門家、大手病院設計の技術者、社会福祉法人の基幹病院による感染症対策の研究会を発足してゾーニング計画、設備類における感染症対策方法の方向付けを検討しております。

室内空間における空気の流れ・滞留を診断することによる”見える可“をコンセプトに各異業界と共同しエビデンスを踏まえた感染症予防対策、さらにはアフターコロナまで見据えた誰でも安心して安全な空間づくりを開拓します。