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News

2014年

第35回ハットリニュース
2014-12-15
皆様こんにちは。いよいよ年の瀬です。今年はいろんなことがありましたが先ずは株式会社ハットリ、株式会社ハットリ工業の創業者服部俊一が86歳で永眠しました。戦後早々に会社を立ち上げ、ハットリグループを私達の時代への繋いでくれました。本当にご苦労様でした。

第35回ハットリニュースは、特別号として以下の内容でお届けします。

健康情報「父の癌治療についての感想」(記事は社長の服部が担当しております)
健康情報
父の癌治療についての感想 服部佳良

先日株式会社ハットリ工業の創業者である父が86歳で逝去しました。
父の晩年は「ガンとの戦いと共存の23年間」でした。最も身近で、父を支え見守ってきたものとして、「一つの区切り」として感想を記したいと思います。(あくまで個人の感想ですのでご了承ください)

(1)闘病の歴史
父の年齢
病名
治療
63歳
大腸がん
患部の切除手術
血清療法を2度/月、2か年計48回。
65歳
腹部動脈りゅう
患部の切除手術
73歳
直腸癌
患部の切除手術
免疫療法の治療(東京 その道の権威)2年間
活性化リンパ球療法(福岡)3年間
78歳
肝臓癌
ラジオ波焼灼、エタノール経皮的注入

肝臓癌再発
外科的手術はせず、余命1か年未満の宣告
79歳

高濃度のビタミンCを点滴
85歳

自分の判断でビタミンC点滴を中断
癌肥大・動脈圧迫 コロイドヨード療法(有機ヨード)
86歳
逝去


(2)感想
その時々で最善と思われる様々な治療を選択しましたが、正直な所、どの治療法が効果を上げて来たのか不明であり疑問です。
ガン治療の革命と言われている種々の免疫療法(ほぼ自費の為非常に高額となる)の効果の程は如何なものかと思っております。本当に効果を上げているのであれば既に保険適合になっている筈です。
安定していたのは63歳からの10年間と79歳からの6年間です。
特に79歳からの6年間はガンが残る体で外科的治療をあきらめる厳しい状況にもかかわらず、比較的安定した状態を保てたのは個人的には「ビタミンC療法」のおかげと思っています。
何故なら「ビタミンC療法」を一時的に中止した6か月後から肝臓癌は急激に大きくなり、動脈を圧迫するようになりました。既に勢い付いた癌の治療方法は無く、敢えてコロイドヨード療法(有機ヨード)を選択しましたが間に合いませんでした。
特に癌の発病は自らの免疫力が低下した時から発病するので、出来ればこの“免疫力”の程度を数値化できるのであれば自分の状態を理解し、予防につなげることも可能になると思っております。
気休めかも知れませんが、味の素が開発したアミノインデックスという血液中のアミノ酸濃度の変動から種々の癌の発病を予見する血液検査方法があります。
ある程度の年齢になれば、毎年の人間ドック、PET検査、種々の血液検査等で早期発見に努め、早期治療につなげるのは非常に大事と思います。
写真は当社の紅葉です。いつでも遊びに来てくださいね。

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