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News

2021年

第73回ハットリニュース
2021-01-22
みなさん、こんにちは。

2021年もすでに3週間が過ぎようとしています。

こちらの写真は弊社の正月飾りの一部です。
我が家では昨年末も餅つきをしました。一般的に餅は消化が良く腹持ちもいいと言われます。餅を食べて粘り強く、コロナにも負けずこの一年を元気に乗り切っていきたいものです。
さて、今回のハットリニュースは以下の内容でお届けします。

  • 【お役立ち情報やちょっと気になる話題】
    新型コロナは「自分が罹った時」を考える時代へ
  • 【健康情報】
    現代日本人に不足しがちな栄養素特集(1)
タイトル
「私が感染したらこの治療薬&ワクチンを選ぶ」
現役医師1027人にアンケート

「個人の努力に頼るステージは過ぎた」
いまやコロナ対策は日常の予防や警戒だけでなく「感染したらどうするか」を考える段階に入った。治療薬とワクチンについて「自分なら」どれを選ぶか、現役医師1027人のアンケート結果の記事をご紹介します。

厚生労働省『新型コロナウィルス感染症診療の手引き・第3版』によると、新型コロナ発生から約1年が経った現在、日本で使われている治療薬は8種類ある。うち国内承認を得ているのは、エボラ出血熱の治療薬「レムデシビル」と抗炎症ステロイド薬「デキサメタゾン」の2種類だけだ。
アビガン」や「オルベスコ」は未承認のため、使用は医師の判断と患者の同意書に委ねられる。現在の医療現場では、軽症ならアビガン、重症ならレムデシビルが投与されることが一般的とされる。「いずれもウィルスの増殖を抑える目的の薬で、理論上は症状の軽重にかかわらず使えます。ただ承認を受けていいるレムデシビルは供給量に限りがあるため、重症者に限定して投与されている」関西福祉大学教授(渡航医学)の勝田吉彰氏が解説する。もし罹患したらどんな薬を選べがいいか―。
「日本では”国産”という安心感からアビガンがよく使われますが、”ひょっとしたら効くかも”と試験的に使われているのが実情。残念ながら効いている実感は得られていない。僕は患者になっても使わないですね。同じ抗ウィルス薬でもレムデシビルは『重症患者に早めに投与すると効果がある』という海外の治験データがあるので、自分も重症化すれば投与を検討すると思います」

レムデシビルと並ぶもう1つの承認薬「デキサメタゾン」を挙げる医師も多かった。
新潟大学医学部名誉教授の岡田正彦医師によると、「デキサメタゾンはオルベスコと同じくステロイド薬ですが、研究結果と実績が違う。オルベスコは”コロナにも効くかもしれない”というレベルですが、デキサメタゾンは海外で重傷者に使った場合、死亡率を36%下げられたという論文も発表されている。とくに肺炎が進んだ場合は効果が期待できるので、私自身、重症化したら使用したいと考えています」ただし、デキサメタゾンは軽症者には投与できない。「この薬は免疫の暴走(サイトカインストーム)を抑えるため、あえて免疫力を低下させる働きがあり、軽症者に投与すると他の感染症リスクが高まってしまう」(勝田氏)

医療ガバナンス研究所理事長の上昌広医師もこういう。「軽症なら経過観察。食事を摂れず脱水になるようなら点滴などで対症療法にします。効果が証明されていないアビガンやレムデシビルには期待しません。肺炎など症状が悪化したらデキサメタゾンの投与を希望します」

もうひとつ、多くの医師がコロナ治療の”大本命”として挙げたのが、米国トランプ大統領が罹患した際に投与された抗体カクテルだ。これはコロナから回復した患者の血液に含まれるたんぱく質の抗体を活用して作られた薬で、トランプ氏に投与されたもは2つの抗体を組み合わせているので「カクテル」と呼ばれる。

大阪健康安全基盤研究所の奥野良信理事長(ウィルス学)によると「新型コロナ治療薬の多くは他の病気向けの転用ですが、抗体医薬は新型コロナに特化して新たに作られた薬です。抗体はもともと人が持っているたんぱく質なので副作用はほとんどなく、ウィルスが肺などの細胞に感染するのを妨ぐ働きがある。即効性が期待でき、私も自分が感染したら抗体カクテル投与を第一に考えます」

「抗体医薬がコロナ治療の本命になるであろうことは医療関係者なら誰でも知っていました。日本ではトランプ大統領が使うまで一般に知られていなかったことのほうが不思議です」(同前)ただし治験も続行中で副作用も未知数と課題も残る。抗体医薬は製造コストが高額な点も普及においてネックになる。

「ワクチン」4割の医師は「接種したくない」
治療薬と同時に世界で研究が進み、承認が相次いでいるのが、予防のための「ワクチン」だ。「どこの国が開発したワクチンを希望するか(複数回答可)の設問に対し、アンジェス(大阪大学初のバイオベンチャー)などが開発を進める「日本」と答えた医師が396人で1位。アストラゼネカやGSKを擁する「英国」は2位(231人)、前述のファイザーやモデルナを擁する米国は3位(222人)だった。

一方、同アンケートでは前提として「ワクチンが日本で接種可能になった場合、接種したいと思うか」の問いに全体の38.8%(398人)が「接種したくない」と回答している。

ワクチンの接種を希望しない理由として最も多かったのは「安全性などのエビデンス不足」だ。間もなく接種が始まる米国製、英国製ワクチンの有効性や安全性はどうなのか。

”安全性第一の国民性”
前述の通り、アンケートではまだ治験段階のアンジェスなど日本製が「医師が摂取したいワクチン」1位となった。その理由について、奥野氏はこう推測する。

「従来、日本のワクチンは海外製に比べて副反応のリスクが圧倒的に少ない。欧米は多少の副反応が出ても許容され、それより有効率の高さを求める意識がある。安全性を第一に求める日本医師の志向の現われではないか」

この結果について上氏の見方は厳しい。
「数万人単位の臨床試験を実施する欧米のワクチン開発と比べて、日本では数百人単位の臨床試験しかやってきませんでした。ノウハウがなく、信頼されていません。日本製ワクチンを使いたい医師がいるのは世界で日本だけでしょう。現段階ではどのワクチンも安全性のデータがあるとは言えず、横一線の印象です」

治療現場の実態を知り、最新研究への知見を深めることが、いざ自分が罹患した時の備えになるだろう。

引用元 週刊ポスト2020/12/18号より
タイトル
栄養素の中でも「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」が不足

人間に必要だと言われている主な栄養素は以下の通りです。
まとめると、
炭水化物・タンパク質&脂質 → 体を動かして体を作る
ビタミン&ミネラル → 体の調子を整える

もちろん、年齢や環境によって人それぞれ栄養素の接種状況は異なります。
そんな中、現代の日本人はこれらの栄養素の中でも「タンパク質」「ビタミン」「ミネラル」が不足しがちだと言われています。

では、これらが不足しているとどのような問題が生じるのでしょうか。

上で述べた3つの栄養素が不足すると以下のような問題が生じます。
ビタミン、ミネラルについては、それぞれが体の健康を保つ働きを持っているために、不足することで挙げ切れない程の健康に害を与える問題が生じると言われています。

それでは、不足しがちで問題が生じるこれらの栄養素は、どのような食品に含まれていて、どのように摂取すればよいのでしょうか?次回のメルマガにてご紹介したいと思います。乞うご期待。

引用元 2018/04/23 健康をマネジメントするノートより


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