2020年
第70回ハットリニュース
2020-10-02
空にはいわし雲。
風も心地よく、直売所では無意識に栗を探してしまう今日この頃。
秋を感じますね。
風も心地よく、直売所では無意識に栗を探してしまう今日この頃。
秋を感じますね。
さて、今回のハットリニュースは以下の内容でお届けします。
- 【お役立ち情報やちょっと気になる話題】
「薬と病気」の真実 - 【(株)ハットリ工業活動内容のお知らせ】
「コロナウィルス感染症対策のための寄付」
「薬と病気」の真実
本当のことを知らないのは患者だけ!?
本当のことを知らないのは患者だけ!?
降圧剤を飲むと脳梗塞リスク2倍!
胃薬で胃がんリスク8倍!
言ってはいけない本当の話
胃薬で胃がんリスク8倍!
言ってはいけない本当の話
医者は保身で処方する
薬を飲むことで健康になれる-そんな”常識”をただ真に受けていると大きな落とし穴が待っていることがある。毎日たくさんの薬を飲む患者にとっては、その効果を信じ続ける生活のほうが居心地はいいが、自らの将来の健康を考えるなら、”不愉快な真実”にも目を向けなくてはならない。
医療経済ジャーナリストの室井一辰氏がいう。
「医師は治療するという立場だから、薬の副作用について十分に説明できなかったり、最新の研究で新たらに分かったリスクについて把握していなかったりする。効果が限定的だったりする場合もあります。そうしたリスクなどについて患者が十分に理解しないまま処方されているケースがあるのです」
都内の勤務医は実情をこう明かす。
「どんな治療もリスクを伴うので本音では様子を見たい場合でも、患者からは『どうして薬をだしてくれないんだ』とクレームが付くことがある。手を抜いたと思われるのは少しでも避けたいので、薬を処方するという結論になることはあります」
では、患者が知っておくべき「薬と病気の真実」には、どのようなものがあるのか。
降圧剤を飲んでいる人は脳梗塞リスクが2倍になる
生活習慣病のなかでも患者数が多いのが高血圧症だ。厚労省の調査(17年)によると、患者数は993万人にのぼる。血圧が高くなると全身にはりめぐらされた血管の動脈硬化が進み、脳梗塞や脳出血、心臓肥大や心筋梗塞などの重篤な合併症を引き起こすリスクがあり、これを防ぐため実に70歳以上の4割が降圧剤を服用している。
しかし、病気を防ぐはずの降圧剤によって「脳梗塞の発生率が2倍になる」というデータがある。
07年に論文をまとめた東海大学医学部名誉教授の大櫛陽一氏が説明する。
「高血圧症と診断された脳卒中患者1万5504人と一般住民2万2227人を対象に、降圧剤を使った治療を受けた人とそうでない人とを比較しました。すると、降圧剤を服用した人は、しなかった人と比べて59歳以下では平均2.1倍、60歳以上では平均2.3倍も脳梗塞を起こすリスクが高くなっていたのです。」
この結果について秋津医院院長の秋津壽男医師(内科)はこうみる。
「血圧を下げすぎると血流が悪くなって血栓が詰まりやすくなり、脳梗塞リスクが増加することが知られています。
家で測定するよりも病院で測定するほうが数値が高く出やすい『白衣(仮面)高血圧』は高齢者に多いと言われています。この論文の結果は、降圧剤自体が脳梗塞を引き起こすといより、過剰に処方されてしまって低血圧に陥る人が多いということではないでしょうか」
安易に薬に頼らず、生活習慣の見直しをまず徹底することが肝要だ。
胸焼けに処方される胃腸薬で胃がんリスク8倍!
胃薬にも知っておくべき研究結果がある。17年に香港大学が6万人越の患者を対象に研究した論文によると、胃酸分泌抑制剤のひとつであるプロトンポンプ阻害薬(PPI)を3年以上にわたって服用している患者は胃がん発症が8.3倍も多いと報告された。1~2年の服用でも胃がん発症率が5.0倍、2~3年で6.6倍となっている。
PPIは逆流性食道炎などの治療に使われる薬だ。逆流性食道炎の患者は近年急増しており、30年以上前に比べ罹患率は10倍、予備軍を含めると患者は1500万人いるとされている。
胃酸の分泌を抑制する薬はPPI以外にも、薬局で購入できる「H2ブロッカー」というタイプが存在するが、こちらでは胃がんリスクの上昇はみられなかったという。
セルフケア薬局池袋店の薬剤師・長澤育弘氏が解説する。
「H2ブロッカーに比べて、PPIのほうが胃酸の分泌を抑制する作用が強い。胃酸の分泌を抑制しすぎることが、胃がん発生に影響したと考えられます。
PPIを安易に処方するのは勧められませんが、実際には、その効果の高さゆえに胸焼け程度でも処方する医師がいる。短期間の処方なら問題ないとされていますが、もしPPIを長期間処方されているなら、別の医師や薬剤師に相談してみるのがよいでしょう」
医師にいわれることをただ信じるのではなく、患者自身がリスクを正しく知れば、薬との付き合い方は良い方向に変わっていくでしょう。
また、生活習慣を見直し日ごろからバランスの良い食事をとり、適度な運動をするように心がけることも薬だけに頼る生活からの脱却には重要になってきます。
週間ポスト 2019年10月25日号より引用
神埼市報8月号に掲載されました!
コロナウィルス感染拡大防止に少しでも役立ててほしいという気持ちから、県内の佐賀市・唐津市・神埼市の3市に寄付を致しました。
感謝状と共に市報で取り上げて頂きましたのでご紹介します。
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