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News

2013年

第8回ハットリニュース
2013-06-18
皆様こんにちは。蒸し暑いですねー。日差しは時より出るぐらいですが、曇り空にもかかわらず、暑い暑い。
夏本番になったらどうなるんでしょうか?夜も寝苦しいし、季節の変わり目ですから風邪など召されないように十分お気を付け下さい。

写真は左から「ブーゲンビリア」がこんなに変化しました。「アジサイ(1)」、「アジサイ(2)」。
ハウステンボスでは国内最多となる 650品種 14,000株のあじさい祭が開かれています。それには比べようもありませんが、我社のあじさいも目を楽しませてくれています。

第8回ハットリニュースをお届けいたします。
お役立ち情報やちょっと気になる話題
がん治療で、漢方の底力を発揮!!

余命数か月からの生還

漢方が、がん治療で成果をあげている。
余命数か月と宣告された後、漢方を服用して10年以上働き続けている人もいる。

以下は「AERA 2013.5.27号」よりの抜粋

16年前に胃がん手術を受け、悪性度の高い印鑑細胞がんだったため、抗がん剤治療を1年受けた。3年後に胃がんの多発性肺転移が見つかった。手術および抗がん剤不能で余命2~3ケ月の宣告を受けた。ある漢方医から「十全大補湯(じゅうぜんたいほとう)」を処方され、その晩は胸が焼けるように熱くなり大汗をかいたが、翌日は気分はさわやかだった。
そんな日が10日ほど続いた。2週間後に撮ったCT画像でガンは縮小し、6週間後にはさらに縮小し、やがて消失した。
これは一例に過ぎないが、がん治療の現場で漢方薬は活用され、しばしば劇的な効果をあげている。

「手術、放射線、抗がん剤などによる標準治療が全て無効となったがん患者は、緩和ケアを勧められます。現在のがん医療では治療法の選択肢が少なすぎます。西洋医学の限界は医学の限界ではありません。
漢方のエビデンスは弱いのですが、漢方で次の一手が打てることは多いのです。」星野恵津夫医師(がん研有明病院漢方サポート科部長)

漢方薬が有効ながん治療に伴う症状
  • 消化器がん手術の後遺症
    胃がん術後の通過障害、大腸がん術後の腸閉塞、肝臓がん術後の肝不全、すい臓がん術後の栄養障害
  • 子宮卵巣がん手術の後遺症
    更年期障害様症状、下肢のリンパ浮腫
  • 抗がん剤の副作用
    手足のしびれ、色素沈着、手足症候群
  • 放射線治療の後遺症
    口腔乾燥症、放射線皮膚炎、腸炎、肺炎
  • 乳がん・前立腺がんのホルモン療法の副作用
    ホットフラッシュ、関節痛、筋力低下

漢方薬が有効ながんに伴う症状
  • 全身倦怠、気力・体力の低下
  • 食欲不振、体重減少
  • 冷え、痛み、ほてり、のぼせ
  • 下痢、便秘、腹痛、腹部膨満
  • 不眠、不安、イライラ、抑うつ

ここに紹介した記事は治療効果を保証するものではありません。治療の採否はあくまで自己責任で行い、実際の治療に際しては漢方医の指示に従って下さい。(井上)
健康情報
第8回 心と体の関係について

いうまでもなく心と体の関係は切り離せるものではなく、お互いに依存し、お互いに影響を与えます。
たとえば病気で体の不調が続けば、やがて精神にまで影響がおよび気力までもが衰えれば一気に病状が進むことはよくあることです。逆に体は何ともなくても心の病が進行すれば、体調が悪くなり起き上がることすらままならなくなります。

私は自分自身の経験からがん治療に際し、病院での治療と同等もしくはそれ以上に患者自身の努力を重視しています。がん治療に際しては患者自身が主体性を持って自分の治療法を決めていくことが何より大切だと思っています。

今回はがん治療に際して心の持ちようを中心に話を進めてみたいと思います。

がんの場合一般的に体の不調はよほどの末期にならなければ症状として現れません。たまたまの検査などで判明した場合などは全く自覚症状がないことはよくあることです。私の場合も胃がんからの出血でタール便が出ましたが、胸やけがしたくらいでその他の自覚症状はありませんでした。余命宣告をされた患者さんにたくさんお会いしましたが、外見からそれとわかる患者さんはまずいません。

話が少しそれましたが、がん宣告の直後は精神的ショックがすごいのです。どうしても「がん=死」のイメージから逃れることが出来ません。まず否定の感情が湧きあがり、何かの間違いであってほしいと思うのが普通です。検査が進むうちに否定しきれなくなると今度は身の不運を訴えます。「なぜ自分なのか」「そんなに悪いことをした覚えはない」など・・・。
自分がガンであることを認める段階まで来ると、今度は医者さがしや治療法さがしが始まります。
その間の心の葛藤や不安は人生で経験したことがない大きさで襲ってきます。この時点で自暴自棄になってしまうか全てをあきらめてしまう人も出てきます。その段階では体の不調はまださほどでもないはずですが、精神が参ってしまうとなかなか立ち直れません。

ここでもう一度強調しますが「がん治療では心の持ちようが全て」になります。

ここで心の持ちようの例を述べてみます。
まず、「がんでは死なない」「がんに負けてたまるか」と決める事
そのために自分に出来る事はなんでもやると決めることです。がんが死と隣り合わせの病であるならば、それを治すためにはある意味死ぬほどの努力が必要かもしれません。またそれで命が助かるなら当然それだけの努力をする価値はあります。
がんを克服するためには当然知識も必要になります。相手のことを知らなければ戦いようがありません。
がんの治療法も調べる必要があります。
それがどの程度有効なのかやリスクも当然知っておく必要があります。
なんの情報もなければ、選択肢を比較検討し決断することが出来ません。最初から医師に丸投げでは後々かならず悔いが残ります。

このようなことを冷静に進めていくには「助かった人がいる」という事実が必要になります。自分が今からやろうとすることには既にそれを成し遂げた先輩がおり、決して自分にも不可能なことではないという事実は大変な力になります。
がんになるまでには相当の年月がかかっており、それを治すにもやはりそれなりに時間はかかります。
一朝一夕に結果が出るものではありませんから、その間にいろいろな心の葛藤が生まれます。自分では相当努力しているにもかかわらず、目に見える結果が得られなかったときなど迷いがでて当然です。

それを乗り越えるためにも心の支えになるものが必要です。体の不調が起こった時などはなおさらです。

話だけではなかなか伝わらないと思いますが、「がんを克服した人たちのオーラ」はすばらしいものです。そういう人たちが現に存在するという事実を皆様にも心の隅に留めておいて欲しいと思います。人間の可能性は無限です。(井上)

お断り

今回もガンの話題が満載ですので一部読者の方に誤解を与えているようですが、服部社長はガンではありません。念のため。
井上がガンの話題にこだわるのは2人に1人はガンになり、年間35万人以上が亡くなる現実がある以上
自分がもしガンになったらどうするか考えることは決して無駄なことではないと思うからです。
そうはいってもガンの話題はいささかヘビーですので一区切りしたら、少し視点を変えたお話をする予定です。乞うご期待。
(株)ハットリ工業の活動内容のおしらせ
内外メーカーの特徴や個性に関して

6月3日から米国カンサス州ローレンス市にある特殊な樹脂を製造する会社PROSOPCO,Incに訪問しました。
用件はその会社が製造する防水材料、雨中で補修できる1液型防水材料の代理店契約の為でした。
この様な日本国内には無い特徴のある材料、機械を米国の中小企業は製造しております。
精密機械や自動車に関しては日本の技術は世界最先端と言われておりますが、私は20年以上に渡り、米国の
展示会(コンクリート、保守材料、樹脂関連)に行っておりますが、この分野の技術は残念ながら10年以上は
遅れているように感じます。
またこの20年間、樹脂関連でも際だった材料がはたしてあっただろうか?
国内メーカーは度々新商品が出していますが、目先だけを変えた商品のような気がします。
それに比べ米国内にある製造メーカーは個性がある、特徴があるように思います。(服部)

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