皆様こんにちは。季節は春を通り越して夏を思わせる陽気が続いています。
暑がりの事務員さんは窓を開け放して仕事をしています。
何気ないことですが、自然の風を感じながら仕事をするという幸せを感じるのは私だけでしょうか？
都会のビルの空調の効いた部屋で朝から晩までパソコンと向かい合って仕事をしていた私は自然の風どころか季節の移り変わりすら気づかない生活が長かったのです。
ところで風邪が流行っているようです。私の周りにも季節外れのインフルエンザで休んでいる人がいます。季節の変わり目ですからくれぐれもご自愛ください。
写真はいささか時期外れですが、けなげに頑張っているパンジー達です。

第6回ハットリニュースをお届けいたします。

巡らせる役割を担うのは主に血液とリンパ液です。
自分の体験で恐縮ですが、正直自分ががんになるまでリンパの存在すら気にしたことはありませんでした。
がんのステージを判定する要素にリンパ節転移の有無があります。

私は最終的に2期でしたが、リンパ節転移があれば3期になるところでした。
私は2群リンパ節まで手術でとりましたが、婦人科系のがんでリンパ節を取るとリンパ浮腫といってリンパの流れが滞ることでむくみ等に悩まされることになります。

話が横道にそれていますが、リンパの話はそれくらいにして本日の主役は血液です。
血液の話は書き出すと色々有りすぎるので、今日は血液と健康のかかわりについて話をします。

簡単に血液の役目をおさらいすると

こうしてみると血液こそ健康の主役と言えるかもしれません。実際、血液の働きが健全であれば健康であるといえるでしょう。
ついでに言うとがん患者が一番気にする「腫瘍マーカー」は血液中の様々な成分を検査する事でがんの有無の参考にするものです。

次に血液と生活習慣病の関係を見てみましょう。
糖尿病は血液中の血糖値が慢性的に上昇することで様々な合併症がおこります。
網膜症、腎症、神経障害等は進行すればいずれも命とりです。
また他の生活習慣病とあいまって起こる脳血管障害・虚血性心疾患・糖尿病性壊疽なども深刻です。

高脂血症は血中脂質が高い状態が続くと狭心症、心筋梗塞などの心臓病にかかる危険性が高くなります。
高血圧は、血圧が正常範囲を超えて高く維持されている状態です。
高血圧自体の自覚症状は何もないことが多いですが、虚血性心疾患、脳卒中、腎不全などの発症リスクとなります。肥満、高脂血症、糖尿病との合併は「死の四重奏」などと称されていました。
肥満の問題もありますがこれは別の機会とします。

こうしてみると怖いことだらけですね。だからこそ日頃の予防が大事といえます。まず出来る事から始めましょう。

血液は食べ物の影響を如実に受けています。好きなものを腹一杯食べるなどは禁物です。体を労わる食べ物の中身と量を心がけましょう。それとストレスのコントロールと適度な運動。言い古されたフレーズですが、健康に近道はありません。地道な努力が肝心です。

このメルマガは（株）ハットリ工業がお届けいたしました。

ホームページで今までのメルマガの記事を読むことが出来ます。
ホームページ：https://www.hattori-k.net/

ご意見・ご感想・配信停止・送信先の追加や変更などをご希望の方はお手数ですが、このメールの返信にて希望の処理をご記入のうえ、ご連絡くださいますようお願い申し上げます。
ご意見やご感想に加えて皆様からの疑問や反論、他の人に教えてあげたい話題なども大歓迎です。